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REA 6.7.0、Kuna逆コンパイラを搭載 コーディングエージェントが静的解析結果を再利用可能に
REAは10月18日、Kuna静的解析バックエンドと再利用可能なJavaScriptクエリ結果を含む6.7.0をリリースした。新バージョンでエージェント向けリバースエンジニアリング機能が拡張されたが、Kunaは別途インストールが必要で、プラットフォーム対応や解析の完全性には制約がある。

REAは10月18日、同日付でタグ付けされていたもののnpmには公開されていなかった6.6.0の機能を統合した6.7.0をリリースした。Kuna逆コンパイルバックエンド、再利用可能なJavaScript解析クエリ、多言語APKリソースのデコードが含まれる。この更新により、コーディングエージェントは同じ解析結果を使って継続的に質問でき、基盤ツールの再実行を減らせる。リリースノート
REAは、コード、参照情報、実行時の観察結果をエージェントに提供し、解釈させる。公式のネイティブコードガイドでは、エージェントが命令、呼び出し元、定数を相互に確認し、逆コンパイルされた疑似コードで欠落した演算を補う方法を示している。そのため、解析の出所を追跡できるかどうかは、再構成結果の信頼性に直結する。ネイティブ解析ガイド
新しいKunaバックエンドは静的解析を採用しており、対象を実行せずにイメージを読み取る。ユーザーは実行ファイルを自分で用意し、REA_KUNA_COMMANDを設定したうえで、バックエンドを明示的に選択する必要がある。REAは関数、疑似コード、アセンブリ、呼び出し関係を照会できる。キャッシュは対象ファイルとKuna実行ファイルのハッシュ、バージョン、ワーク数によって識別される。出力テキストにはソースファイル、バイト範囲、要約も保持され、エージェントが根拠として引用した箇所を追跡できる。Kuna技術ドキュメント
このキャッシュには意味上の制約もある。コールドスタート時には単一関数の逆コンパイル結果を先に返せるが、プロジェクト全体のエクスポートが完了すると、同じ関数のテキストが変わる場合がある。公式の検証環境はLinux上のKuna 1.833で、Windows、PE、汎用Mach-Oにはまだ対応していない。型復元や一部の低レベルクエリも利用できない。エンジニアはツールのバージョンと設定を固定し、ソースのマーカーを確認して、異なる解析段階の出力を同一の根拠として扱わないようにする必要がある。Kunaの制約とキャッシュ設計
エージェントのワークフローに関するもう一つの変更点は、inspect_analysis_viewを通じて、既存のJavaScript解析から指定したパス、プロパティ、モジュール参照をページ単位で照会できることだ。カバレッジ情報も保持される。技術面での利点は、後続の質問で完了済みの作業を再利用できることにある。実際にどれだけ遅延やモデル使用量を削減できるかは、各プロジェクトの規模に応じて測定する必要がある。バージョン変更点