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Open WebUIコミュニティから文書編集の同期不整合が報告、RAGは新しい内容を取得してもダウンロードでは旧ファイルの場合
10月4日のOpen WebUI 0.11.4に関するコミュニティ報告によると、文書の編集でデータベースとベクトルインデックスだけが更新され、元ファイルには反映されない可能性がある。その結果、検索、ダウンロード、バックアップで内容に食い違いが生じるおそれがあるが、問題は上流でまだ確認されていない。

Open WebUIの文書管理について、RAGを導入しているユーザーが注目すべき一貫性の問題が報告された。10月4日に投稿されたissue #31912によると、Docker環境の0.11.4で文書内容の更新エンドポイントを使ってテキストを変更すると、データベースとベクトル検索には新しい内容が反映される一方、ダウンロードしたファイルにはアップロード時の原文が残っていた。確認時点でissueはオープンのままで、関連する修正は記載されていない。コミュニティ報告
報告者が示した手順は、まず内容が Hello World のテキストファイルをアップロードし、続いて POST /api/v1/files/{id}/data/content/update を呼び出して内容を変更するというものだ。報告者の確認では、file.data.content は更新され、RAG検索も新しいテキストを返すが、GET /api/v1/files/{id}/content の結果とディスク上のファイルには古い内容が残る。この事例は、同じ文書でも保存層によって内容が食い違う可能性を示している。現時点の根拠は投稿者の報告に限られ、すべてのストレージバックエンドに影響すると推定することはできない。再現手順
公式の運用ドキュメントによると、Open WebUIはデータベース、アップロードファイル、ベクトルデータをそれぞれ別に保存する。webui.db だけをコピーしてもファイル本体は含まれず、ローカルのベクトルストレージにも別のディレクトリが使われる。外部ベクトルデータベースを利用している場合、ベクトルは外部サービスに保存される。これらのドキュメントは複数の保存層があるという構成上の背景を裏付けるが、今回の不具合を確認するものではない。データ移行の説明
技術面でのリスクは、「モデルが新しいテキストを検索できる」という事実だけでは、文書の更新が完全に成功したかを検証できない点にある。報告どおりであれば、同じ文書でも検索結果とダウンロード版の内容が異なる可能性がある。また、uploads ディレクトリだけをバックアップしても、編集後のテキストを保存できないおそれがある。ただし、完全なバックアップが必ず失敗するという意味ではない。公式の更新ガイドでは、バックアップにデータベースとアップロードファイルを含むDockerデータボリュームを含めるよう求めている。バックアップと復元のガイド
エンジニアリングチームは、報告された手順に沿って、編集後のデータベース内容、検索で返されるチャンク、ダウンロードしたファイルを照合し、復元テストでも各バージョンの一致を確認できる。今後は、メンテナーがアップロード時の元ファイルと編集可能なテキストの関係をどう定義するか、同期修正や明確なAPI仕様を提供するかを注視したい。それまでは、再現手順が示されたコミュニティ報告として扱い、影響範囲と修正バージョンは未確認とする必要がある。