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雲端 AI/模型生命週期

OCI、旧Grokエンドポイント10種を同日に廃止。既存デプロイは`xai.grok-4.3`への移行が必要

OracleがGrok 3、Grok 4、および複数のFast、Mini、Codeエンドポイントに設定した8月15日の廃止日を迎えた。これはモデルエイリアスの透過的な切り替えではない。OCIユーザーはモデルIDを変更し、推論パラメータ、画像の制限、リージョンでの提供状況を改めて検証する必要がある。

Aeroprints.com · CC BY-SA 3.0 · Image source
zh-Hant

OracleのOCI Generative AI廃止予定表によると、10種のxAIオンデマンドモデルが8月15日にサービス提供終了日を迎えた。対象にはGrok 3、Grok 3 Mini、両モデルのFast版、Grok 4、Grok 4 Fast、Grok 4.1 Fast、Grok Code Fast 1が含まれ、ドキュメント内で一部重複して掲載されているバージョンにも同じ日付が設定されている。Oracleが共通の移行先として指定しているのはGrok 4.3で、OCIモデル識別子は`xai.grok-4.3`だ。旧モデルのページには、廃止後はアクセスできなくなると明記されているため、旧IDをハードコードした推論、RAG、エージェントのワークフローには直接的な停止リスクがある。

移行は、単に名称を1行置き換えるだけでは済まない。OCIのGrok 4.3は100万トークンのコンテキストを提供し、オンデマンドモードのみをサポートする。Console、Inference API、CLIから呼び出せる。画像APIが受け付けるのは、base64でエンコードされたJPEG/PNG入力のみで、変換後の画像1枚当たりのサイズは256~1,792トークンでなければならない。テキストとすべての画像は、引き続きコンテキスト全体の上限を共有する。Oracleはまた、掲載されているすべてのリージョンで全モデルが提供されるわけではないと注意を促している。さらに、OCI上のGrokは実際にはxAIによって管理されるため、データパスとリージョン要件を再確認する必要がある。

アプリケーションチームは固定の回帰テストセットを使い、新旧モデル間でツール呼び出しのschema、構造化出力、回答拒否の挙動、レイテンシ、トークン使用量を比較するのが望ましい。特に、旧Fast版やMini版のコストおよびレイテンシ特性が4.3にそのまま引き継がれると想定してはならない。xAIが公開している4.3のインターフェースは、`none`、`low`、`medium`、`high`の推論強度をサポートする。ただし、クラウド側のラッパーが受け付けるパラメータについては、引き続きOCIのドキュメントと実測結果を基準にすべきだ。今後も注意すべき点として、Oracleのモデル一覧には「Deprecated」の項目が一時的に残る可能性がある。これは、廃止済みエンドポイントの正式な可用性が保証されていることを意味しない。

出典

  1. Model Retirement Dates (On-Demand Mode)
  2. Grok on Amazon Bedrock