GitHub Repo
Hermes Agentコミュニティ、自作ディレクトリでのプラグイン読み込み異常を報告 ゲートウェイがトレースデータを送信し損ねる可能性
10月30日のHermes Agentコミュニティの報告によると、カスタムのHERMES_HOMEを指定した場合、ユーザープラグインが有効と表示されていてもゲートウェイに読み込まれないことがある。事例ではLangfuseのトレース欠落が確認されたが、根本原因と影響範囲は、独立した再現とメンテナーの確認を待っている。

Hermes Agentで10月30日に公開された不具合報告は、複数環境でのデプロイ時に発生し得る可観測性の欠落を明らかにした。コマンドラインではプラグインが有効と表示される一方、実際にメッセージを処理するゲートウェイにはプラグインがインポートされていなかった。報告された環境はmacOS上のソースコードからのインストールで、バージョンはv0.22.5+2381.g0431192。開発環境と本番環境を異なるデータディレクトリで分けており、本番環境のLangfuseプラグインが想定されたトレースを生成しなかったという。不具合報告
投稿者が追加した診断ログによると、起動初期には本番環境の有効化リストが読み込まれたものの、その後、既定のディレクトリ設定が参照されていた。付属プラグインは引き続き検出可能だったため、起動全体の状態を見ただけでは異常に気づきにくかった。投稿者は原因を初期化中の有効ディレクトリの切り替えにあるとし、非同期の処理ではディレクトリの上書きが環境変数より優先されると見ている。ただし、これは報告者による診断だ。確認時点でissueはオープンのままで、公開された修正リンクはない。診断と対応状況
公式ドキュメントによると、プロファイルはHERMES_HOMEを使って設定、メモリ、会話、ゲートウェイの状態を分離する。これはOSのHOMEとは用途が異なる。プラグイン開発ドキュメントでは、有効化設定、モジュールのインポート、register(ctx)による登録がそれぞれ別の段階として説明され、探索ログや切り分け用の診断ツールも提供されている。そのため、インストールの成功や一覧での有効表示だけでは、常駐ゲートウェイがプラグインのコールバックを実行した証拠にはならない。プロファイルの仕組み、プラグイン開発ドキュメント
トレースデータを使ってデバッグやエージェントの評価を行うチームにとって、この種の障害はツール実行記録を不完全にする可能性がある。工学的な確認では、実際のサービスプロセス内で有効なデータディレクトリと読み込みログを照合し、テストイベントがトレースの送信先に届くか確認することが重要だ。これはドキュメントと事例に基づく検証案であり、実証済みの修正方法ではない。今後は、メンテナーが最小構成の再現手順を提示するか、回帰テストが異なるプロファイルでのプラグイン探索とコールバック実行を網羅するかが注目される。